ナショナルズ主砲ソト　13年総額402億円の巨額オファー蹴った　昨夏本塁打競争で“大谷に勝った男”

ナショナルズのフアン・ソト（AP）
Photo By ＡＰ

　ナショナルズの主砲フアン・ソト外野手（23）が昨年12月のロックアウト突入前にナ軍からの13年総額3億5000万ドル（約402億5000万円）の契約延長オファーを拒否していたと16日（日本時間17日）、スポーツ専門局ESPNが報じた。

　36歳まで年平均約2700万ドル（約31億500万円）を受け取れる巨額オファーがあったことを認めたソトは「今のところ代理人（スコット・ボラス氏）と私は1年ごとに契約を結んで、FAを待つのが最善の選択肢だと思います。代理人が状況をコントロールしています」とコメント。一方で「とにかく、私はまだ（本拠地を置く）ワシントンが私のキャリアの残りを過ごしたい場所だと思っている」と語った。

　ソトはドミニカ共和国出身の左打ちの強打者。昨季も打率・313、29本塁打、95打点と大活躍。オールスター戦前日の本塁打競争で初戦でエンゼルス・大谷に2度の延長戦の末に勝利したことでも話題となった。順調にいけば24年オフにFAとなる。