巨人・原監督が松原に苦言 好機の打撃とけん制死に「将来のある選手だからあえて苦言」

[ 2021年8月14日 18:08 ]

セ・リーグ   巨人6―1中日 ( 2021年8月14日    東京D )

<巨・中(16)>初回無死一、二塁、逆転3ランを放った丸(左)を笑顔で迎える坂本(中央)と松原(撮影・村上 大輔)
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 巨人が後半戦2連勝を飾った。原辰徳監督(63)は、6得点を挙げた打線のつながりを「いいと思いますね」としつつも、5回の好機に空振り三振、7回にはけん制で刺された松原聖弥外野手(26)に苦言を呈した。

 5回は1死走者なしから吉川が右前打で出塁。続く先発したメルセデスの代打・重信が左前打、さらに二盗で1死二、三塁の場面で迎えた松原が空振り三振に倒れた。原監督は「欲を言えば、あそこでやっぱりボール球を三振してしまうというのはね。もう今はレギュラーとして胸を張って戦っているわけだから。何とかしてもらいたい。若い、将来のある選手だからあえて苦言を呈する」と期待を掛けているがゆえに、奮起を促した。

 さらに松原は、7回先頭で右前打で出塁するも、中日・福のけん制でタッチアウト。このことについても指揮官は「あの場面で牽制球でアウトになるのもまだまだ勉強するところはある。まだまだ育てる視線というものをしっかり持って、彼とは接しなきゃいけないなと。本人もさらに、さらなる努力を望みたい」と確固たるレギュラーを掴むためにレベルアップを求めた。

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2021年8月14日のニュース