巨人・丸 2発4打点も「岡本様が控えておられるので」「僕たちを常に見守ってくれる」と恒例の主砲イジり

[ 2021年8月14日 17:23 ]

セ・リーグ   巨人6―1中日 ( 2021年8月14日    東京D )

<巨・中(16)>2本塁打の丸は、二つの丸を指で作って笑顔を見せる (撮影・森沢裕)
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 巨人は6―1で中日を下して後半戦スタートから2連勝。貯金を13とし、この後に広島とのナイターを控える首位・阪神とのゲーム差を0・5に縮めた。阪神が敗れれば、巨人が最大8ゲーム差あった阪神を抜き、4月1日以来135日ぶりに首位へ浮上する。

 後半戦スタートとなった前夜の初回に放った先制打に続いて、3番の丸佳浩外野手(32)がこの日も活躍。0―1で迎えた初回に右翼ポール際へ逆転の11号3ランを放つと、6回には右翼スタンド中段へ貴重な追加点となる12号ソロを放ってチームの6点中4点を叩き出し、原辰徳監督(63)を大いに喜ばせた。

 試合後、お立ち台に上がった丸は「本当に2本とも非常にいいスイングが出来たと思いますし、何よりチームが勝って本当に良かったと思います」と晴れ晴れとした表情。1本目について聞かれると「初回ちょっと先制されてしまったのでまずは同点という意識で…」と答えてから「後ろにも岡本様が控えておられるので楽な気持ちで打席に入った結果が最高の結果になったと思います」と早速、恒例の主砲・岡本和真内野手(25)いじりを開始。やはり岡本様の存在が大きいのか?と問われると「そうですね。僕たちを常に見守ってくれていますし、どしっとね、あそこにいてくれるので僕らも安心してプレーできるのかな、と思います」と続けて笑いを誘った。

 今季は一時、打撃不振に陥り、2軍落ちも経験した。1軍復帰してからは好調が続いているが、その要因を聞かれると「色々な要素はあると思うんですけど、まずはしっかりとこうファームで長嶋終身名誉監督にご指導いただいて、それプラス僕の中でも色々気持ちを整理して打席に入れたと思います」と丸。侍ジャパンが東京五輪で金メダルを獲得したことも刺激になっているそうで「(坂本)勇人さんをはじめ日本代表の選手のみんなは非常に躍動感があってハツラツと素晴らしい野球をしていたので、僕自身、レギュラーシーズンが始まった時にそういった初心をまたしっかりと思い出してやろうと思っていたのでこの2試合は非常にいい野球ができていますし、その気持ちがいい結果になっていると思います」と話していた。

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2021年8月14日のニュース