阪神・ガンケル シート打撃で持ち味発揮 ローテ復帰へ前進も「まだ状態を上げたい」

[ 2021年8月14日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神3ー9広島 ( 2021年8月13日    京セラD )

試合前のシート打撃に登板したガンケル(撮影・後藤 大輝)
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 ガンケルが再来日後初の実戦形式となったシート打撃に登板。打者6人、延べ11打席で安打性わずか1本に抑えた。

 「全体的には良かったと思うよ。久しぶりに打者相手に投げて、いいボールを投げることができた」。矢野監督ら首脳陣もケージ裏から見守る中、梅野やマルテらに対してツーシームやスライダーなどを交えて42球。コースを丁寧に突く投球で六つのゴロアウトに仕留めるなど、久々のマウンドでも持ち味をいかんなく発揮した。

 登板予定だった12日のウエスタン・リーグのソフトバンク戦が降雨のために中止。貴重な実戦の機会を失う形となったが、味方相手の実戦形式で好感覚を呼び戻した。

 「これがベストかと言われると、まだ状態を上げたいとは思っている」。現状に満足することなく、さらなる良化を誓った助っ人右腕。矢野監督は「投げた後がどうか、そこは今日の時点では判断できないけど、今日の時点では大丈夫かなと思っています」とし、先発ローテーション入りへ大きく前進した。

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2021年8月14日のニュース