田中将大が東京五輪の関係者、スタッフらに深く感謝「何一つ困らず野球に集中できた。感謝しかないです」

[ 2021年8月8日 19:48 ]

金メダルを胸にあいさつする野球日本代表・田中将大(中央)
Photo By 代表撮影

 侍ジャパンの田中将大投手が8日、自身の公式YouTubeチャンネル「マー君チャンネル田中将大」を更新。東京五輪での金メダル獲得を報告し、大会を支えてくれた多くの関係者への感謝の思いを伝えた。

 「今回、こういう状況下でプレーできたこと。これは本当にたくさんの方々に感謝しなければいけないです」

 大会はコロナ禍という困難な状況の中で迎えた。多くの競技が無観客開催となり、選手や監督・コーチ、スタッフらは感染対策に厳しい行動規制が求められた。侍ジャパンは選手村には入らず、外部との接触を遮断して外出禁止のバブル方式で大会を進めた。

 「侍ジャパンの選手、コーチの方々、スタッフの方々、宿泊したホテルのスタッフの方々、球場のボランティアスタッフの方々、いろんな方々のサポートがあって、僕らは何一つ困ることなく野球に集中することができた。やっていて感謝しかないです」と特殊な状況下での大会を終えて、周囲の人々へ対して率直な思いを口にした。

 自身は2日の決勝トーナメント初戦・米国戦に先発。3回2/3を3失点で一時逆転を許して降板した。登板はこの1試合に終わった。「何とかグラウンド上で結果を出すという思いがあったが、自分自身のパフォーマンスに関しては悔しさしか残らなかった」。チームとしての優勝には「心の底からうれしい。そこに嘘偽りはないんですけど」としながらも、投球自体には悔しさを隠さず。楽天での日本一を目指す後半戦での巻き返しも誓った。

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2021年8月8日のニュース