侍・稲葉監督 任期満了で勇退 後任候補に由伸氏、宮本氏、栗山監督、原監督ら

[ 2021年8月8日 03:00 ]

東京五輪第16日 野球決勝   日本2―0米国 ( 2021年8月7日    横浜 )

<日本・米国>胴上げされる稲葉監督(撮影・会津 智海)
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 侍ジャパンの稲葉監督は五輪の1年延期に伴い延長した任期を満了し、勇退する。17年7月31日の就任から4年超の在任期間は侍ジャパン監督として最長となった。

 今後は古巣・日本ハムの次期監督として期待される一方、侍ジャパンは新たな代表監督の人選を進める。今年11月には本来なら第2回アジアプロ野球チャンピオンシップが予定されていたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響から開催されない方向となっている。新監督が目標とするのは早ければ23年に開催されるWBCとなりそうだが、変異株の感染拡大などコロナ禍が長引けばそこも簡単には見通せなくなる。

 侍ジャパンは来年3月には今後へ向けた強化試合を開催したい意向。早ければ、そこが新監督の初陣となる可能性がある。候補には04年アテネ五輪に出場した前巨人監督の高橋由伸氏や、アテネと08年北京で主将を務めた元ヤクルトの宮本慎也氏が挙がる。さらにWBCでの大谷の招集が期待されるため恩師である日本ハム・栗山監督や、09年WBCで優勝した実績を持つ巨人・原監督も候補に挙がってきそうだ。

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2021年8月8日のニュース