楽天・涌井、6回5失点「うれしさ半減」も通算150勝到達!次なる大台200勝へ「積み重ねていく」

[ 2021年6月5日 05:30 ]

交流戦   楽天12ー5広島 ( 2021年6月4日    マツダ )

<広・楽>通算150勝を達成し記念のボードを掲げる涌井 

 楽天・涌井が6回5失点と苦しみながら大量援護にも助けられ、早川と並びリーグトップの6勝目。節目の通算150勝に到達した。

 「うれしいけど、5点も取られてしまいうれしさは半減です」。4回以降は走者を背負う苦しい投球が続いたが、何とか毎回最少失点でしのいだ。「追い付かれなかったことが勝ちの要因かな」と振り返った。21日で35歳。次なる節目は大台となる200勝。「一勝一勝積み重ねていくしかない」。

 日米通算182勝の石井監督は「目指してほしいし、そこにトライする価値のある選手」と期待した。

 ≪34歳11カ月で到達は歴代11位年長記録≫涌井(楽)が両リーグトップタイの今季6勝目を挙げ、通算150勝を達成した。プロ野球49人目となった。初勝利は、西武時代の05年6月18日のヤクルト戦。34歳11カ月での到達は94年佐藤義則(オ)の39歳7カ月を筆頭に歴代11位の年長記録だ。

 また、交流戦の通算勝利は25となり、杉内俊哉(巨)の26勝に次ぎ和田(ソ)、石川(ヤ)に並ぶ2位タイに浮上した。交流戦の通算奪三振も320で、杉内の415、岸(楽)の350に次ぎ内海(西)の314を抜く3位になった。

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