ロッテ・朗希 最短15、16日西武戦で1軍デビューへ 井口監督「今月中のどこかでチャンスあれば」

[ 2021年5月4日 05:30 ]

ロッテ・佐々木朗
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 最速163キロを誇るロッテの2年目・佐々木朗希投手(19)の1軍デビューが、カウントダウンに入ってきた。井口監督は3日までに、1日のイースタン・リーグの巨人戦で6回を1安打無失点と好投した2年目右腕の映像をチェック。「自分の思う通りに球を操れていた。もう1回投げて、今月中のどこかでチャンスがあればと思う」と、5月中にプロ初登板の舞台を用意する意向を口にした。

 次戦は2軍で登板する。順当なら、8、9日の週末に予定されるイースタン・リーグの楽天戦(森林どり泉)で今季5度目の2軍公式戦登板に臨むことが有力で、佐々木朗も「次も頑張ります」と意気込む。注目されるのは球数だ。1軍昇格の条件として、これまで指揮官は「5回を投げてから」としていたが、80球程度を想定していた前回登板は相手打線の早打ちもあって、わずか65球で6回を投げ切ってしまった。

 これには井口監督も「75球でしたっけ?あっ、65球ですか」と苦笑い。今後に向けてはコンディションも注視するといい「100球近くいってほしいというところもある。試合を投げてみて、その後の状態を見て、次を決めている。どれだけリカバリー(回復)ができているか。報告をしっかり聞いて考えたい」と言葉を選んだ。中6日の間隔を重ねられる場合は、最短で15、16日の西武戦(ZOZOマリン)でのデビューが候補に挙がってくる。(横市 勇)

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