大商大3日にも優勝 大院大下し開幕7連勝 先発・伊原5回無失点の好投

[ 2021年5月3日 05:30 ]

関西六大学野球第5節第1日   大商大10ー0大院大 ( 2021年5月2日    わかさスタジアム京都 )

<大商大・大院大>先発し5回無失点と好投した大商大・伊原陵人
Photo By スポニチ

 1回戦3試合があり、大商大が大院大を下し開幕7連勝。3日の2回戦に勝ち、龍谷大が京産大に敗れれば4季連続17度目(82年の新リーグ発足以降)の優勝が決まる。新型コロナウイルスの影響で第4節2試合が不戦敗となった神院大は復帰戦を飾れず開幕7連敗となった。

 大商大の投手力の強さが際立った。先発の伊原陵人が三塁を踏ませず5回無失点の好投。防御率0・33、4勝はともにリーグ単独トップ。「変化球を低めに集められた」と胸を張った。後を受けたリーグ戦初登板の前田竣也も自己最速を1キロ更新する146キロを計測し4回無失点。「打者が点を取ってくれたので楽に投げられた」と打線に感謝し零封リレーを完成させた。

 伊原は智弁学園のエースだったが、天理で背番号18の控え投手だった前田は「ずっと負けたくない相手。追いつけたらいいと思ってやってきました」と県内ライバル校として対抗心を隠さない。チーム内の激しい競争が、7戦でわずか5失点の要因だ。富山陽一監督も「ピッチャーは本当に安定している」と手応えをにじませた。

続きを表示

2021年5月3日のニュース