石井楽天初の単独首位!期待の新1番・辰己が先制生還&中押し3号&ダメ押し2点打

[ 2021年4月8日 05:30 ]

パ・リーグ   楽天6ー3西武 ( 2021年4月7日    メットライフD )

<西・楽>3回、ソロを放った辰己(右)を出迎える石井監督(撮影・久冨木 修)
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 先制、中押し、ダメ押し。楽天にとって、まさに理想的な勝利だった。球団史上初の開幕から4カード連続の勝ち越し。就任後初めて単独首位に立った石井監督は「船で言うと、浦安を出て習志野ぐらいまでしか行っていない。まだまだです」と謙遜した。千葉県出身で東京学館浦安卒。3カード連続勝ち越しの際には「浦安を出て幕張ぐらいまでしか…」と話しており、ほぼ同じ距離しか進んでいないが、表情は満足そうだった。

 そつのない展開で勝利する試合が多い。「しっかり点を取れているので、試合運びがスムーズにいっている」と指揮官。この日は、1番に据える3年目の辰己が立役者になった。初回、先頭で四球を選び、4番・浅村の右前打で生還。3回も先頭で左越え3号ソロ。3―2の7回は、2死一、二塁で右中間2点三塁打を放った。リーグ最多タイの13安打中長打が8本、28塁打はリーグ単独トップだ。

 中軸は経験豊富な島内、浅村、鈴木大らが並ぶ。辰己は「勝つためには1番がたくさん打って出塁して、クリーンアップにつないでいくことが大事になる」とした。GM就任後初の18年ドラフトで、外れ1位ながら4球団競合の末に辰己を獲得したのが石井監督。「しっかり先頭打者の役目を果たしてくれている」と称えた一方で「長打は控えめにしてほしい。コンパクトに打っても打率もホームランも残せる打者」と注文も忘れなかった。

 8勝3敗で貯金5としたが、チームに気の緩みはない。ともにリーグ10勝一番乗りだった19年は3位、20年は4位に終わった。「楽天は序盤は調子が良いイメージがあるので、中盤も終盤も維持できれば優勝に近づく」と辰己。スタートダッシュに成功した「石井丸」は、優勝という最終目的地を目指し、さらに大きな風をつかまえる。(重光 晋太郎)

 《開幕4カード連続勝ち越しは球団初》楽天が西武に連勝し、開幕からは4カード連続で勝ち越し。チームでは17年と昨季の3カード連続を上回る、開幕からの最多連続勝ち越しとなった。また、この日の勝利で8勝3敗とし、昨年8月8日以来のリーグ単独トップに浮上。西武、ソフトバンクを2勝リードし、17、19、20年に次ぐチーム4度目のパ10勝一番乗りも見えてきた。3年連続でリーグ10勝一番乗りを果たすと、06~08年の西武以来となるがどうか。

 【島内センセイ快音語録】
 ◎打ったのはストレートです。ホームラン賞のサーティワンアイスクリームが欲しかったんで打てて良かったです。(8回先頭で左翼に2号ソロ)

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