西武 7連勝 首位に0・5差 平良が7回零封で3勝目 防御率リーグトップ0・80

[ 2026年5月16日 05:28 ]

パ・リーグ   西武3―0日本ハム ( 2026年5月15日    エスコンF )

7回無失点で3勝目を挙げた西武・平良(撮影・高橋 茂夫)
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04 12日前のアクシデントがうそのようだ。中11日でマウンドに帰ってきた西武・平良の右腕が、北の大地でうなりを上げた。最速は157キロ。7回を103球で2安打6奪三振で無失点に抑え込んだ。

 「休んだので、球速も戻りましたし、良かったです」。朴訥(ぼくとつ)とした口調もいつも通りだった。前回3日のロッテ戦で右腕の張りを訴え1回2失点で緊急降板。張りは神経系の症状で大事には至らなかったが、その影響を感じさせないのが平良の強さだ。

 2、5回に制球が乱れて2四球でピンチを招いても慌てず、後続を断った。4、6回の1死一塁はいずれも内野ゴロで併殺。「腕(への影響)はそんなに感じずに投げられたので大丈夫です」。途中で指先を気にする様子も「なんかトゲが刺さったみたいな、チクチクしていたので、見たら何もなかった」と意に介さなかった。これで防御率0・80とし、同僚の高橋光を抜いてリーグトップに。チームに23年7月以来の7連勝と貯金6を呼び、首位オリックスに0・5ゲーム差に迫った。

 平良が拍車をかけたチームの勢いは、サッカーW杯の開催年と不思議な縁を抜きに語れない。過去のW杯開催年は2リーグ制以降、12球団で最多9度のリーグ優勝を果たしている。この日はW杯の日本代表が発表され、本大会はいよいよ1カ月後だ。代表の躍進で日本中が盛り上がれば、その興奮が夏から秋へ、W杯開催年に強い西武の後押しにもなる。

 平良自身も、FC東京(現浦和)の渡辺凌磨とのコラボYouTubeで「給料事情対談」を行っている。観戦の機会はなかなかないが「(サッカーは)たまにやっているのを見ると、凄く面白いなって思いますね」と話す。西武は昨年に日本代表・森保一監督が始球式を務めた縁もある。サッカーW杯との相関関係に導かれ、西武は今日にも5月以降では22年8月以来、4年ぶりの単独首位に立つ。(秋村 誠人)

 ≪長谷川が会心の一打≫途中出場の西武・長谷川が貴重な2点二塁打を放った。6回から右翼の守備に入ると、直後に回ってきた7回2死一、二塁で会心の中越え二塁打。「しっかりランナーを還すことを意識した。前回(13日の)ソフトバンク戦で代打からの出場で凡退が2回続いて…。結果が出て自分にもチームにも大きい一打だった」。一方で、この一打で三塁を欲張って走塁死したことも反省していた。

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