ドラフト候補の市和歌山・小園「日本一」宣言 近畿大会22回で21奪三振、1失点の“ドクターK”

[ 2021年2月23日 17:37 ]

第93回選抜高校野球大会組み合わせ抽選会

09年清峰以来の公立高校Vを目指す市和歌山・小園 (撮影・後藤 大輝)
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 今秋のドラフト候補でMAX152キロを誇る市和歌山のエース小園健太(2年)が抽選結果を受け、「日本一を目指す」と32校の頂点をターゲットにすることを改めて宣言した。

 秋の和歌山大会で優勝、近畿大会でも3試合、22イニングを投げ、21奪三振で1失点。冬のトレーニングでストレートの質の向上に取り組んだ小園は「相手を気にせず、自分たちの野球に向け、しっかり準備をしていく。一戦一戦地に足をつけて、目の前の相手と戦う。投げる試合はすべて無失点に抑えたい」と強豪ひしめくブロックにも意欲を見せた。

 同じくプロ注目の松川虎生主将(2年)とバッテリーを組む。松川も「日本一、そこはぶれずにやっていく。個人的には3本ホームランを打ちたい」ときっぱり。半田真二監督(40)は「頂点を目指して、一戦一戦力を発揮できるように準備していく」と抱負を語っていた。

 市和歌山は、22日に予定されている大会4日目の第1試合で、県岐阜商と対戦する。

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2021年2月23日のニュース