楽天ドラフト2位の高田 投球に新庄剛志氏の動作を組み込む 「たまたまテレビで見て」

[ 2021年1月15日 17:04 ]

初のブルペン投球を行った楽天のドラフト2位・高田。両腕を高々と上げる姿は新庄剛志氏の構えそっくり?
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 楽天のドラフト2位・高田孝一投手(22=法大)が新人合同自主トレで初のブルペン入り。新人一番乗りでの投球練習で、捕手を立たせたまま20球を投げた。

 「しっかり傾斜に慣れることと、バランス良く投げることを考えた。少し力んだけど、出だしとしては上々」

 目を引いたのが、セットポジションに入る前に両手を高々と上に伸ばすフォーム。実はこれ、元日本ハムの新庄剛志氏の打撃フォームを参考にしたものだ。

 「去年の11月ぐらいからやり始めた。たまたまテレビで新庄選手を観て、ちょっとやってみようと」

 当時、新庄氏は現役復帰を目指して12球団合同トライアウトを受験すると表明。話題を集めていた。バットを高々と掲げてから構えに入るのは新庄氏の代名詞。その動きを真似する高田は「腕を上げて、肩甲骨を上げてからスッと下ろすと、スムーズにパワーを発揮できるようになった」という。

 最速156キロを誇る伸び盛りの右腕。「新庄流」でプロの世界に挑む。

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