中日・木下拓 決勝3ランは愛娘のおかげ!? 遠征に持参した四つ葉のクローバー

[ 2020年10月16日 22:29 ]

セ・リーグ   中日8―6広島 ( 2020年10月16日    マツダ )

<広・中>2回1死一、二塁、木下拓は勝ち越しとなる左越え3ランホームランを放ち、指を立て生還する(撮影・椎名 航)
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 中日は木下拓が2回に決勝の4号3ランを放ち、今季初の6連勝。1―1に追いつき、なおも1死一、二塁から床田のツーシームを左翼席上段へ運び「先制点を取られた後だったので、なんとか逆転して流れをと思っていた。最高の結果になりました」と胸を張った。

 9月以降、正捕手に定着し15試合連続で先発出場していたが、14日の阪神戦で右足スネに死球を受け、15日は欠場。「無理すれば出られたけど、ご厚意に甘えさせてもらった」と首脳陣の配慮に決勝弾で恩返しした。

 ヒーローインタビューに立った際、お決まりとなっているのが「拾った」シリーズ。落ちていた絆創膏や傘袋を拾ってゴミ箱に捨てた善行を神様が見ていたことが活躍につながったとし「神様、あざっした!」と感謝していた。

 今回は数日前に娘と犬と一緒に散歩に出かけた際、娘が四つ葉のクローバーを発見。そのクローバーを広島遠征に持って来たと明かし「それのおかげです」と愛娘と幸運のクローバーに感謝した。

 本塁打を放った際、親指と人差し指でローマ字「L」のようなポーズをつくるのが、お決まりとなっているが、これも娘への優しい親心がきっかけだった。「もうすぐ3歳になる娘が写真を撮る時、最初はピースができなかったので、子どもでもできるポーズを」とL字ポーズを考え出したという。

 今季初の6連勝で16年5月10日以来1620日ぶりの貯金4となり「(残り試合)全部勝つつもりで行きます」と力強く宣言した。

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2020年10月16日のニュース