オリックス・中嶋監督代行　初陣白星に喜び「もう本当に疲れた」　先発の山崎福を称賛「安心して見られた」

パ・リーグ   オリックス3―1西武 （ 2020年8月21日    京セラD ）

＜オ・西＞最後を締めたディクソンからウイニングボールを受け取る中嶋監督代行（撮影・井垣　忠夫）
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　オリックスの中嶋聡監督代行（51）は初陣となる西武戦で白星を飾り「選手が良くやってくれた全員良かった」と素直に喜び。それでも7回2安打1失点と好投した山崎福に白星がつけられず「2桁安打でしたが（早く）点をとって勝ちをつけたかった。もっとうまく動かせていたのかなと反省しています」と残念がった。

　中嶋監督代行は勝利が決まり「いやぁ～もう本当に疲れました」と第一声。「朝、ファームの選手らとも会ってこの試合なんで一日が非常に長かったです」と振り返った。

　この試合に向け選手には「やるしかないんで（野手には）前を向いて凡退しても次。ピッチャーには攻めてくれ」と伝えたもよう。先発の山崎福には「安心して見ていられましたし本塁打は打たれましたけど、それは全然平気でした」とコメント。「緩急がうまく使えるピッチャーですので、強力打線に怯むことなく自分のボールをしっかり投げてくれた」と称賛した。

　この日全3打点を挙げたジョーンズには「やってくれる選手なのでこれから乗っていってくれたらな」と更なる活躍を期待。2軍から昇格させスタメン起用した大城と杉本には「2人とも全然信頼しています」と一言。さらに今後に向け「やるしかない」と最下位に低迷するチームを率いる覚悟を示した。