中日3位再浮上 松葉7回1失点好投で勝利貢献 「我慢比べ」から遠藤が8回V犠飛!

[ 2020年8月21日 21:17 ]

セ・リーグ   中日3―1DeNA ( 2020年8月21日    ナゴヤD )

<中・D>7回2死、戸柱の打球を好捕したアルモンテをサムアップポーズで迎える松葉(撮影・椎名 航)
Photo By スポニチ

 中日は接戦を制し、カード初戦をモノにし、再び3位に浮上した。

 先発・松葉が7回1失点と好投。変化球を低めに集め、ゴロの山を築いた。3勝目こそ逃したが、与田監督は「ストライク先行の有利になるピッチングで、安心して見ていられた」と先発左腕に賛辞を送った。

 打線は相手先発・大貫にチャンスをつくりながら打ち崩せず、苦戦。2番手・山崎にも7回無死満塁の好機をつくったが無得点に終わった。

 それでも1―1の8回1死満塁から遠藤が決勝の右犠飛を放ち、勝ち越すと大島も右前適時打。21試合連続無失点中と難攻不落の石田から2点を奪い、試合を決めた。

 指揮官は「早く点を取ってくれという気持ちで見ていた。我慢比べと覚悟していた」と中盤までの息詰まる投手戦を振り返り、「遠藤が1点をもぎ取ってくれた。非常に大きな1点」と労った。

 9回は守護神のR・マルティネスが三者凡退でピシャリ。「安定していて心強い」と信頼感を寄せた。

続きを表示

2020年8月21日のニュース