楽天 島内「おったまげ」起死回生3ラン!0-3の9回2死から執念ドロー

[ 2020年8月21日 05:30 ]

パ・リーグ   楽天3-3日本ハム ( 2020年8月20日    札幌D )

<日・楽(9)>9回、同点3ランを放つ島内(撮影・高橋 茂夫)
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 楽天が土壇場で執念のドローに持ち込んだ。3点を追う9回2死一、二塁。島内が右翼席へ起死回生の5号3ランを放った。1ボール2ストライクと追い込まれ、あと1球で零敗という状況。敗戦濃厚な場面から試合を振り出しに戻した島内は「一番期待していなかったのは当の本人の僕。みんなびっくり、おったまげです」と振り返った。

 自慢の強力打線が5回以降、走者すら出せない展開が続いていた。今季3度目の引き分けに三木監督は「勝てなかったことは悔しい」としながらも「最後まで何が起きるか分からない。みんな頑張ってくれた」と評価した。3位に転落したが、上位3チームが0・5ゲーム差にひしめく大混戦。劣勢をはね返したドローの価値は小さくない。(重光 晋太郎)

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2020年8月21日のニュース