巨人・二岡3軍総合コーチが3軍監督就任 大塚球団副代表編成担当「若手を育てることに情熱ある」

[ 2020年8月1日 05:30 ]

巨人の二岡智宏3軍総合コーチ
Photo By スポニチ

 巨人は31日、8月1日付で二岡智宏3軍総合コーチ(44)が3軍監督、井上真二3軍監督(54)が2、3軍全体を強化するファームディレクターに就任する人事を発表した。

 二岡氏は13年の現役引退後、15年オフに2軍打撃コーチに就任。17年から2年間1軍打撃コーチを務め、岡本に寄り添う指導で4番定着への道筋をつくった。BCリーグ・富山の監督を経て、今季から3軍総合コーチとして復帰。厳しくも愛情のある若手の指導力には定評があり、大塚淳弘球団副代表編成担当は「選手時代から厳しさもあって、若手を育てることに情熱もある。適任」と説明した。

 異例のシーズン中の人事となったが、球団は1、2軍コーチやスカウト経験もある井上氏が選手の伸びしろの見極めに最適と判断。ファームディレクターのポストに起用した。

 二岡3軍監督は早速、この日行われた編成会議に阿部2軍監督とともに参加。育成方針について話し合った。

 ◆二岡 智宏(におか・ともひろ)1976年(昭51)4月29日生まれ、広島県出身の44歳。広陵から近大に進み、98年ドラフト2位で巨人入団。09年から日本ハムでプレーし、13年限りで現役引退。通算成績は1457試合で打率・282、173本塁打、622打点、48盗塁。16~18年に巨人の1軍打撃コーチなどを務め、19年はBCリーグ・富山の監督。今年から3軍総合コーチとして巨人に復帰した。

続きを表示

2020年8月1日のニュース