ヤクルト・高橋　石川から開幕投手奪回へ気合「もちろん狙いたい」

高津監督（左）と話す高橋（球団提供）
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　ヤクルト・高橋が改めて開幕投手を目指すことを宣言。埼玉県戸田市の寮でオンラインで取材に応じ「もちろん狙いたいという気持ちはあります。その気持ちを持って練習していきたい」と話した。

　開幕投手は石川に決まっていたがコロナ禍で開幕が何度も延期となり、現在でも不透明な状況。高津監督は「対戦相手がどこだとか決まってこない限り、考えはまとまらない」と再考する可能性を示している。一度は小川を含めて開幕投手の候補に入りながらオープン戦3試合で0勝2敗、防御率8・71で落選。悔しさを胸に再び大役に照準を合わせる。

　自主練習では2日に1度の投球練習に加え腹筋を鍛える日々。「腹筋を締めることで体が開かずに投げられる」と投球フォームを安定させるためにYouTubeでトレーニング動画を検索して実践している。「いつ開幕してもいいようにやっていきたい」。全体練習再開から首脳陣にアピールできるよう、体をさらに鍛え上げる。　（黒野　有仁）