西武・浜屋 抜群安定感で新人の球団最多ホールドいける!

[ 2020年5月9日 05:30 ]

2020ルーキー記録に挑戦(12)

球団新人最多ホールド記録を狙う西武の浜屋
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 西武の注目ルーキーはドラフト2位の浜屋(三菱日立パワーシステムズ)だ。即戦力左腕の評判通り、オープン戦では防御率3・00と安定感をアピール。白星こそなかったが、登板試合はすべて勝ちゲームで、3月1日のDeNA戦と7日の広島戦はリードを維持し、13日のヤクルト戦は同点を守り切って降板。オープン戦はホールドが記録されないが、シーズン同様の規定を当てはめると、いずれもホールドがつく好内容だった。

 評価も急上昇し先発プランも浮上しているが、まずはブルペンからのスタートになるだろう。そこで、狙いたいのが新人のホールド記録だ。歴代最多は12年益田(ロ)の41だが、チーム記録は07年岩崎哲也の13。試合数減少の今季でも記録更新のチャンスは十分ある。また、チーム新人左腕の勝利数を調べると、ドラフト制となった66年以降では、81年杉本正と93年杉山賢人がマークした7勝が最多。リリーフ、先発とマルチに活躍すればこちらの記録にも手が届くかもしれない。=おわり=

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2020年5月9日のニュース