白血病と闘う北別府さん 政府の“布マスク2枚”を必要な施設へ…自宅住所をブログで明かす覚悟していた

[ 2020年4月20日 14:51 ]

北別府学氏
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 広島のエースとして通算213勝を挙げ、1月20日に「成人T細胞白血病」を患い療養に入ることを公表した野球解説者の北別府学さん(62)が20日、自身のブログを更新。政府から1住所につき2枚配布される布マスクについて愛妻と話し合っていた内容と、断念したことを明かした。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、今月半ばに予定されていた息子をドナーとする骨髄移植が延期となり、自宅で静養している北別府さん。「我が家にもいつ政府からマスクが届くかな」とブログを書き始めた。

 患者である自身用の使い捨てマスクはすでに確保してあるそうで、手作りの布マスクは愛妻が連日たくさん作っては必要な人に譲っている状況だけに、政府から届く布マスクについては「いつもお世話になっている宅配の方にもらって頂いたらどうかな」と考えていたという。

 そして、「この度のマスクを要らない方から集めさせてもらい必要な施設などに持っていくなんてことも考えていました」と明かしたが「私自身が今動けない身だ、、」と逡巡。すると、愛妻から「自宅の住所をここに書いてそうしようや」と申し出があり、ブログに北別府家の住所を明かして全国から集めたマスクを配布しようとも考えたという。だが、ネットを検索したところ、すでにそういう活動をしている団体が存在していることが分かったため、断念。「ホッとしました」と胸をなで下ろした。

 「今回、政府から届くマスクも多分寝るまも無いくらいの忙しさで担当する人たちが心を込めて作られたものだと思います。大切に有効に使わせてもらいます!」とも記した北別府さん。「今日から大島さんが再入院、私の広島の知人も心臓の手術と心配ですが、自宅からうまくいきますようにと祈ります」。ステージ4の大腸がんと闘病中で、新たな治療を受けるため20日に再入院した元日本ハム監督で解説者の大島康徳さん(69)と、14日のブログで「高校時代からの付き合いで親友というよりも兄弟かと思うほど大事な友から俺も仲間入りだと連絡が入りました。病気まで仲間入りするな」と悲痛な思いを明かしていた親友の無事を祈ってブログを締めくくった。

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