ロッテ・朗希 おうち時間活用に一役!ファン要望に応えストレッチ教室

[ 2020年4月20日 05:30 ]

佐々木朗希のストレッチ動画 開脚ストレッチ (球団提供)
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 ロッテ・佐々木朗希投手(18)が、球団公式YouTubeチャンネルで、20日から「ストレッチ教室」に登場する。新型コロナウイルスの感染拡大により、自宅待機を余儀なくされている少年少女たちのために、一肌脱ぐ。3月に公開された「家でもできる簡単トレーニング」に続く第2弾。抜群の柔軟性を誇る最速163キロ右腕が、ストレッチの重要性と方法を指南する。

 ファンの要望に応え、佐々木朗が再び「おうち時間」の活用に一役買う。20日から週1回の公開を目指し、全5回で調整。動画は「3密(密集、密閉、密接)」に細心の注意を払いながら、4月上旬に撮影された。

 佐々木朗は「この機会に毎日ストレッチを行う習慣をつけることで柔らかくなってもらいたい」とメッセージ。前回のトレーニング編と同様、菊地大祐トレーニングコーチの監修のもとでモデル役を務める。

 投手にとって柔軟性はパワーや、スピードとともに欠かせない要素となる。球団公式インスタグラムで180度の開脚を見せる佐々木朗の画像が掲載された際には、ファンから驚きの声が続出した。全身のしなやかさは、最速163キロを誇る剛速球の土台といえる。

 「令和の怪物」と呼ばれる18歳だが「僕も昔は硬かった。中学3年ぐらいから毎日ストレッチを続けたら柔らかくなった」と告白。効果の大きさを強調した。菊地コーチは「朝起きた後、夜寝る前、お風呂上がりなどに実施してください。肩凝りや腰痛にも効果的なものがたくさんあります」と説明。子供だけでなく、大人も必見の動画となる。

 3月28日からチームは活動自粛。実戦登板が間近となっていた佐々木朗にとって、まさかのリセットとなったが、困難な状況にも前を見据えている。

 「今は寮でネットピッチング、ウエートトレーニング、体幹トレなどを中心に行っていますが、やはりストレッチをする時間はより多くなりました。子供たちにも時間を有効に活用して、今できることを見つけて自分のために時間を使ってほしい」

 佐々木朗の投球動画再生回数は石垣島キャンプでの初ブルペンが137万回、変化球解禁のナゴヤドームも81万回を記録した(いずれも19日夜現在)。トレーニング編は全5回の合計で20万回を超えており、「朗希講座」は今回も大きな反響を呼びそうだ。(横市 勇)

 【各球団のおうち時間活用企画】

 ☆クイズ 球団公式ツイッターを通じて出題。西武は「#今だから聞いてみた」のハッシュタグを用い、選手が動画で質問。ロッテは球団サイトの選手名鑑の一言コメント、DeNAは過去の成績をヒントにするなど趣向を凝らす。

 ☆とんとん相撲 西武は自宅で遊べるコンテンツとして、球団サイトで「とんとん相撲」「神経衰弱」を無料公開。選手の顔をデザインした紙相撲やカードを作成。ダウンロードして楽しめる。

 ☆グルメ ソフトバンクは「おうちでスタ飯」と名付け、球団公式YouTubeでペイペイドームのグルメレシピを公開。「千賀投手のヒット無シゴレン(ナシゴレン)」「高橋礼麺(冷麺)」などダジャレフードが登場。

 ☆寺子屋 日本ハム・栗山監督は球団公式YouTubeで「寺子屋ファイターズ」を開校。「易経」「論語」などの内容を分かりやすく解説する。また木田投手コーチは家族の似顔絵を描くことを勧め、得意の似顔絵を即興で披露。

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