ソフトB・石川 4つの実践で不安払しょくだ!「あつ森」で積極交流も

[ 2020年4月20日 05:30 ]

ストレッチするソフトバンクの石川(球団提供)
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 開幕ローテも、ファンも離さない――。ソフトバンクは19日、ペイペイドームで自主練習を行い、石川柊太投手がオンラインで報道陣に対応。下半身強化、フォーム見直し、イメトレ、ファン交流の4項目を実践し、不安払しょくと中断中のファン離れ防止を狙うことを明かした。

 ランニングにキャッチボール、体幹トレなどでオフ前日の調整を終えた石川。状態は上々だが先は見えない。来週からマウンドで投げ込みを始めるというが「不安がない、というのはウソになる。不安はあるけど」と本音が漏れる。さらに「今できることを強気で乗り越えていこうと。体の見直し、フォーム見直しを中心にやりたいな、というところです」と付け加えた。

 3月31日のチーム活動一時休止から在宅調整が始まった。それ以降、石川は実践4本柱を心掛ける。まず在宅トレ用に、新たにフィットネスバイクを購入した。昨季は右肘痛の影響でレギュラーシーズンでは2試合の登板に終わっていただけに「ケガをしない体、下半身強化のため工夫しました」と話す。

 2つ目はフォーム見直し。9日からの自主練習開始後は、リハビリ組の千賀とフォーム談議を継続中。「下半身に伴う上半身の使い方などの話です」

 3つ目はイメージトレーニング。今季は初の開幕ローテ入りを確実にしていたが、公式戦実施がいつになるか分からない。それでも「歓声の中、マウンドに上がる昔の映像を見て感覚やモチベーションを高めたりもしています」と、不安払しょくも兼ねてイメトレを欠かさない。

 4つ目はファンとの交流。オフタイムには人気のゲーム「あつまれ どうぶつの森」をプレー。オンラインで“新住人”と積極的に交わっている。インスタグラムやツイッターの投稿にも精力的。参考にしているのは、YouTubeでのライブ配信やインスタグラム投稿などでファンサービスを大切にするアイドルグループ「ももいろクローバーZ」。自身も熱烈なファンだ。「質問の返信など、何をしたら喜ぶかな」と、ももクロの気持ちになって考えている。

 「一日でも早く開幕してほしいですが、この状況を何とか乗り越えて、元気な姿で会えるようにしましょう」。石川は、4つの“誓い”を実践しながら、ファンとの再会を願っている。

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2020年4月20日のニュース