阪神自主練習再開へ!近本 コロナ予防は「食」から フルーツボール&パワージュースで対策

[ 2020年4月15日 05:30 ]

阪神・近本
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 新型コロナウイルスに3選手が感染するなど活動停止していた阪神は、15日から甲子園と鳴尾浜の両球場の球団施設で自主練習を再開する。2年目を迎えた近本光司外野手(25)は14日、自身のツイッターとインスタグラムのストーリーズを更新。感染防止へさらなる注意喚起を促すと同時に栄養満点の「パワージュース」の写真も掲載し“見えない敵”への対策を示した。

 新型コロナウイルスには絶対に負けない――。近本はこの日、SNSで「明日から甲子園の施設開放がされ、時間・場所を細かく分けて練習できるようになりました。今一度、手洗いうがいマスクを徹底して、みんなで乗り越えましょう」と投稿。注意喚起を促すとともに、掲載したのが、色鮮やかな「フルーツボール」と栄養満点さを想像させる「パワージュース」の写真だった。

 “おうち時間”を過ごす人も実践できるよう、材料も掲載。フルーツボールには大好物のいちごをはじめバナナやドライブルーベリーなど5種類のフルーツを使用。美肌効果があるナッツも入れるなど、こだわりを感じさせた。

 また、低速ジューサーで作り栄養素を破壊することなく液体化された「パワージュース」は、新型コロナウイルス感染防止を意識したもの。免疫力アップを図るビタミンCや呼吸器系統を守るとされるβ(ベータ)カロテンを含んだほうれん草や殺菌作用がある有機酸(リンゴ酸)を持つりんご、殺菌作用がありウイルス対策にも有効とされるハチミツなどに牛乳を混ぜ、感染予防を「食」からも行っている。

 以前から有機野菜を多めに摂取し、添加物や人工調味料を避けるなど「食」にこだわりを見せる近本。日頃からアスリートフードマイスターの資格を持つ未夢夫人とともに栄養管理も徹底している。ツイッターのコメント欄では「まねして作ってみます」「素晴らしいメニュー。体に良さそうでおいしそう」といったものなどがみられ「インフルエンサー」としての役割も果たした。

 自宅待機が続く中でも、プロ野球選手として、誰かを喜ばせるという気持ちに変わりはない。3月25日以来となる練習の様子も「球団SNSから発信されると思います」と公開を示唆。開幕時期は未定で先行き不透明の中でも、虎党を、野球ファンを元気づけようとする近本の気持ちは、明るく、前を向いている。(長谷川 凡記)

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