中日 コロナ対策徹底!練習中でもマスク手袋「うつさない意識で」

[ 2020年4月15日 05:30 ]

<中日練習>マスクに自ら口を描いた谷元
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 中日は14日、新型コロナウイルスの感染防止に向け強化策に乗り出した。ナゴヤ球場での2軍の自主練習に参加した選手は、この日からマスクと手袋を着用。ウオーミングアップだけでなくキャッチボールやノックを受ける際もネックウオーマーなどで口をふさぐ徹底ぶりで、仁村2軍監督が意図を説明した。

 「もし(ウイルスを)持っていても他にうつさないようにするため。自分がウイルスを持っているという意識で付けさせている」

 チームでは10日夜にリハビリ組の選手1人が37度5分を超える発熱があったため、同組は自主練習を取りやめている。この選手は13日に平熱に戻り、医師から「症状からインフルエンザやコロナではないのでは」と言われているが、当面の間、自宅静養が決まった。現段階で感染者はいないが、加藤宏幸球団代表も「濃厚接触を回避するための措置。もし誰かが出たときに濃厚接触の判断になると、チームの活動が停止してしまう」と危機感を募らせた。

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