ヤクルト・嶋 経過は良好「開幕したときは元気はつらつに」 3.21練習試合で右手親指付近骨折

[ 2020年4月14日 05:30 ]

笑顔を見せる嶋(球団提供)
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 ヤクルト・嶋が早期復帰へ意欲を示した。3月21日の阪神との練習試合で死球を受けて右手親指付近を骨折。この日も戸田寮に隣接する室内練習場でリハビリを行った35歳は「患部以外のトレーニングをしたりランニングをしたりしています。いつも当たり前のように練習をしていたのが、改めて幸せなんだと感じてます」と球団を通じコメントした。

 経過は良好で患部を固定するギプスも一両日中に外れる予定だ。前日12日は東日本大震災が起こった2011年の開幕日。当時、楽天で選手会長を務めていた嶋は同4月2日の慈善試合で「見せましょう、野球の底力を」という感動のスピーチを披露しロッテとの開幕戦では決勝3ランを放った。

 「震災の時とは開幕が延期している状況は違いますが、(今季が)開幕したときは元気はつらつにプレーできるように、今はリハビリをできるように頑張ります」と嶋。ファンの歓声を背にプレーしている自身をイメージしながら、復活への道を歩む。

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2020年4月14日のニュース