阪神・青柳 修正どころかさらなる進化だ!新球シンカー効果で4回無四球無失点

[ 2020年3月23日 05:30 ]

練習試合   阪神10―0ヤクルト ( 2020年3月22日    神宮 )

<ヤ・神>村上らヤクルトの左打者を封じた青柳(撮影・大森 寛明)
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 修正するどころか、さらなる伸びしろを感じさせた。阪神の先発・青柳はクリーンヒットを1本も許さない4回無四球無失点の好投。制球に苦しんだ前回とは別人に見えるほど、貫禄を身にまとった。

 「先週が“素晴らしく悪かった”ので、先発の役割を全うしようとのぞみました。手だけで投げないように1週間取り組んできて、こういう結果になったことは良かった」

 崩れる気配もなかった。初回に雄平、吉田大成、坂口と苦手な左打者トリオを3人で斬ると、この日は計9打数1安打と完全に封じ込めた。許した走者は2回1死無走者で二塁内野安打の塩見と、4回1死無走者で左前ポテンヒットの吉田大成のみ。昨季12打数5安打3本塁打と打ち込まれた村上は、新球シンカーを交えて2打数無安打に仕留めた。「相性が悪い相手を抑えられて良かった」。天敵との対戦で、手にした収穫は大きい。

 前回15日のオリックス戦は5回2/3を8四死球4失点で、矢野監督から「確約しているわけでも何でもない」と開幕ローテ“剥奪”を示唆されたほどだった。自身はその発言を「知らなかった」そうだが、「あんなピッチングだとそういうコメントになる」と猛省。同じ失敗を繰り返すワケにはいかなかった。中6日のマウンドで鮮やかなリベンジ。今度は指揮官に「1回でこうやって修正できたっていうところも評価できるし、素晴らしかったです」と言わしめた。

 よほどの失速や故障がなければ開幕ローテ入りは間違いない。それでも「今日は自分にとって開幕だったけど、まだまだ競争です。今日は4回でしたが、5回、7回となった時にどうなるかが大事。向上心を持ち続けて開幕までやっていく」と話す姿が頼もしい。まだ見ぬ“本番”に備えて、武器を磨き続ける。(巻木 周平)

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