DeNA・神里 ほぼ倍増4790万円 使い道は脱“段ボール机”「家具、家電そろえなきゃ」

[ 2019年11月29日 05:30 ]

契約を更改し、会見するDeNA・神里
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 DeNAの神里和毅外野手(25)が28日、横浜市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、ほぼ倍増となる2290万円増の年俸4790万円でサインした。昇給分の使い道は現実的だった。

 「家具、家電をそろえたい。昨日、段ボールの上で食べたので…」。26日に横須賀市内の「青星寮」を退寮したばかり。まだ家具がそろっていないため、段ボールがまさかのテーブル代わりとなっていた。脱・段ボール生活へ。1人暮らしのスタートに「より自立していきたい」と語ったイケメンは、まずは生活環境の充実を図る。

 来季に向け「1年間、1番としてフルイニング出られるように」と目標は明確だ。2年目の今季は123試合に出場し打率・279。前半戦は1番として定着しつつあったが、後半戦に失速して定位置をつかみ取ることはできなかった。「後半は疲れもあってフォームが崩れ、そこから結果を欲しがって余計打てなくなった」と言う。シーズン中にトレーニング量を減らしたことを反省し「きつくても(体に)刺激を入れたり、筋量を落とさないようにしたい」とパワーアップを図る。

 15盗塁をマークしたが、10度の盗塁死と俊足を生かし切れなかった。来季は「盗塁数よりも成功率を上げられるように。最低8割」と目標を掲げた。「1番以外で打つのはしっくりこない。こだわっていきたい」と神里。「1番・中堅」の座を、来季は誰にも譲らない。(町田 利衣)

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2019年11月29日のニュース