高野連・八田会長 文科相「夏の甲子園は無理」発言を静観「大会開催は高野連で決める」

[ 2019年11月29日 19:00 ]

理事会を終えて会見する高野連・八田会長
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 投手の障害予防のために、来年の選抜からの球数制限の導入を決めた日本高野連の理事会だが、萩生田光一文部科学相の「もはや甲子園での夏の大会は無理だと思う」という衆院文部科学委員会の発言に関しては、報告や検討は行われなかった。

 萩生田光一文部科学相は27日に高校野球の大会日程の過密さや投手の投球数制限などについて問われ、「IOC(国際オリンピック委員会)のアスリートファーストの観点から言えば、もはや甲子園での夏の大会は無理だと思う」と答え、高野連としての反応が注目されていた。

 会見した高野連・八田英二会長は「報道などで発言は承知しているが、それ以上のものは届いていない。高野連としてはスポーツ庁と意見交換などをさせてもらっているが、大会開催については高野連で決めること、という認識だ」と夏の甲子園について見直す段階ではないと説明した。

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2019年11月29日のニュース