巨人、“サメ男”パーラ獲得発表 メジャー通算1312安打「経験、知識を捧げる」

[ 2019年11月20日 15:16 ]

パーラ外野手(AP)
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 巨人は20日、大リーグ、ナショナルズからフリーエージェント(FA)となっていたヘラルド・パーラ外野手(32)と来季の契約を結ぶことで合意したと発表した。

 パーラは09年にダイヤモンドバックスでメジャーデビュー。その後、ブルワーズ、オリオールズ、ロッキーズ、ジャイアンツでプレーした。メジャー通算11年間で1312安打、88本塁打、522打点の成績を残し、11、13年にゴールド・グラブ賞を受賞。今年5月からはナショナルズに移籍して89試合に出場し、8本塁打、42打点でプレーオフ進出に貢献した。

 登場曲「ベビー・シャーク」に合わせ、腕をサメの口のように上下させる「シャークダンス」がファンの間で定着し、ワールドシリーズ初制覇を果たしたチームのムードメーカー的存在となった。

 パーラは球団を通じてコメントを発表。「歴史と伝統のある読売巨人軍の一員になれることを誇りに思います。レベルの高い日本のプロ野球でプレーすることは、自分の能力を高める機会ととらえています。これまでの経験と知識のすべてを、巨人軍に捧げるつもりです。ファンのため、チームのために常にエネルギッシュなプレーを心がけ、チームの勝利に貢献します」と意気込んでいる。

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