ドジャースが王手 6回に2死から一挙7点 マエケン5番手で好投

[ 2019年10月7日 14:13 ]

6回に3ランを放ったドジャースのターナー(AP)
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 ドジャースとナショナルズが対戦しているナ・リーグの地区シリーズは6日にワシントンDCで第3戦を行い、14安打を放ったドジャースが10―4で勝って2勝1敗。4年連続のリーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかけた。

 ドジャースは1―2で迎えた6回表、2死一、三塁から7点を入れて逆転。ラッセル・マーティン(34)とエンリケ・ヘルナンデス(28)のタイムリー二塁打と、ジャスティン・ターナー(34)の3ランはすべて2ストライクを取られたあとの一打で、「2死&2ストライク後」にもぎとった1イニングの得点としてはポストシーズン史上最多となった。

 ナショナルズのデーブ・マルティネス監督(55)は結果の出ていない救援陣を考慮して、今季14勝を挙げている先発左腕のパトリック・コービン(30)を6回から2番手としてマウンドに送ったがこれが裏目。2/3回で4安打、2四球を献上し、先発した3日の第1戦に続いて負け投手となった。

 一方、ドジャースの前田健太(31)は8回に5番手として登板。打者2人をきっちりと抑えて、第1戦(1回2/3)同様に無失点で切り抜けた。

 なおこのカードの第4戦は7日に行われ、ドジャースはリッチ・ヒル(39)、ナショナルズはマックス・シャーザー(35)が先発。ナショナルズは1日、一発勝負のワイルドカード・ゲームには勝ったものの(〇4―3=対ブルワーズ)、2005年の球団創設以来、ポストシーズンでのシリーズでは過去4回、すべて敗退。チーム史上初のシリーズ突破を達成するには、負けられない第4戦となる。

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