8日から東都は勝ち点2同士が激突 牧らの中大打線VS横山安定の国学院大投手陣

[ 2019年10月7日 13:20 ]

中大の牧
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 東都大学野球秋季リーグ戦第5週はあす8日から勝ち点2で並ぶ中大―国学院大の1試合(午前9時、神宮)が行われる。

 亜大、駒大に連勝して無傷の4連勝と最高のスタートを切った中大。春に2位となり選手に自信が生まれたのが大きい。打線では1年生から出場している牧秀俉(3年=松本第一)と1年生の森下翔太(東海大相模)が日米大学野球の日本代表に選ばれ、さらに成長。2番の俊足五十幡亮汰(3年=佐野日大)が打率・313、3盗塁と元気でチームに勢いを付けている。不安だった投手陣も救援の後藤茂基(城西)がロングリリーフでピンチを救い2勝をマーク。大黒柱不在を補っている。

 一方の国学院大は投手力が安定。ドラフト候補・横山楓(4年=宮崎学園)が3勝0敗と先発の役割をしっかり果たし、勝ち試合の4試合すべてに救援している左腕・諸見里俊(3年=沖縄尚学)の力投が効いている。1メートル71と小柄ながら変化球の制球が抜群で、頼りになるストッパーに成長した。

 勝ち点を挙げたチームが優勝に大きく前進する大一番。注目は中大打線と国学院大投手陣。ただ今季から延長10回からタイブレークに突入する東都。すでに3試合がタイブレーク決着となっており、この一戦もタイブレークの攻防がカギを握るかもしれない。

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