DeNA今永、地元福岡でセ界トップ7勝　千賀とのエース対決投げ勝った

交流戦   DeNA5―4ソフトバンク （ 2019年6月14日    ヤフオクD ）

DeNA先発の今永（撮影・中村達也）
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　DeNA・今永が地元・福岡でリーグトップタイの7勝目を手にした。特別な場所でのヒーローインタビューに「いつかここで勝ちたいと思っていた」と穏やかな表情を浮かべた。

　試合前までセ・パ防御率1位同士のエース対決。「千賀さんに食らいついていこうと思って投げた」と5回2死まで一人の走者も許さなかった。7回2死から松田宣に左越えソロを浴びたところで降板。「長打を避けなくてはいけないところで悔いが残る。回の途中でマウンドを降りてしまい、リリーフに助けられた勝利」と救援陣に感謝した。

　同じ投げ合いだった昨年は3回6失点KO。チームもヤフオクドームでは14年6月15日以来、白星がなかった。「同じ相手に同じ場所で何回も負けるわけにはいかない。勝ててホッとしています」。6回2/3、3失点で防御率2・07となって大瀬良に抜かれたが、左腕の力投で連敗を9で止め5年ぶりに鬼門突破。ラミレス監督も「ベリーハッピー」と笑顔だった。（町田　利衣）