イチ、惜しくも7年ぶり弾ならず OP戦代打出場 柵越えあと2メートル

[ 2019年2月28日 02:30 ]

オープン戦   マリナーズ4-4レンジャーズ ( 2019年2月26日 )

<マリナーズ・レンジャーズ>5回、代打で登場し、右飛に倒れるイチロー(撮影・会津 智海)
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 マリナーズとマイナー契約で招待選手のイチローが、あと2メートルで柵越えという大飛球を放った。5回に代打で出場。マイナー左腕バードの高めカットボールを右中間最深部へ運んだが、オープン戦7年ぶりの本塁打とはならずフェンス手前で右翼手に捕球された。

 少しボールの下を捉え「あと少しでしたね」と問われると「うん」。短い一言に悔しさをにじませた。次打席は三飛で2打数無安打。この日は出場予定ではなかったが、「監督から(試合で打ちたいか)聞かれたから“はい”と言ったまでです」と経緯を説明した。

 試合前にはオリックス前監督で、育成統括GMの福良淳一氏の訪問を受けた。「どげですか(元気ですか)」とイチローが笑うと、福良氏も「どげですか」と返し笑顔に。また巨人前監督で野球評論家の高橋由伸氏も姿を見せ、握手を交わした。2歳上のイチローの動きに「変わらない。動きが軽やかでしなやか」と高橋氏。3月18日に日本テレビ系で中継されるマ軍と巨人のオープン戦で解説者デビューする。 (笹田幸嗣通信員)

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2019年2月28日のニュース