Honda・山本瑛大、野球への思い再燃 元六大学首位打者「結果出す」

[ 2018年3月10日 08:46 ]

Hondaに加入して初めての公式戦に臨む山本
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 【活躍しそだねー スポニチ大会話題の新人】社会人野球の幕開けとなる「第73回JABA東京スポニチ大会」が11日から4日間、神宮など3球場で行われる。新戦力のお披露目の場ともなる大会。即戦力として活躍が期待される注目の選手を紹介する。第1回はHondaの山本瑛大内野手(23)。

 一度は区切りをつけた野球への思いをぶつける。慶大4年の16年秋に首位打者を獲得した山本は、米カリフォルニア州育ちの帰国子女としても注目された。横浜金港クラブからHondaへ移籍して、初めての公式戦に「一発目なので緊張しているが結果を出したい」と闘志を燃やす。

 大学4年間で現役を退くつもりだった。しかし、卒業を目指して昨年も在学した中で、東京六大学リーグで本塁打を量産する岩見(現楽天)や都市対抗を観戦して「まだできる」と刺激を受けた。昨年7月に横浜金港クラブ入り。平日は慶大で練習し、土日はクラブでプレーすると、右の強打者を探していたHondaから声がかかった。岡野勝俊監督は「練習会で見て一目ぼれした」。とんとん拍子で移籍が決まった。

 2月から練習に合流した山本は「社会人はレベルが高くてびっくり。今はとにかく追いつけるように」と意気込む。長打だけでなく、高い選球眼でも貢献するつもりだ。「もう一度やるからにはプロ入りを目指す」。新たな目標も口にした。 (松井 いつき)

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2018年3月10日のニュース