大谷 プホルスから金言「自分の知っている野球続ければいい」

[ 2018年2月18日 05:30 ]

負荷を掛けたトレーニングを行うエンゼルス・大谷
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 エンゼルスの大谷翔平投手(23)が16日(日本時間17日)、キャンプ地に来たアルバート・プホルス内野手(38)と対面した。メジャー歴代7位、通算614本塁打の主砲とは今月初旬にロサンゼルス近郊で合同練習し、金言を受けた。17日(同18日)は初めて打撃投手を務める。

 プホルスは18日(日本時間19日)の野手集合日に先立ち、初めてクラブハウスに姿を現した。大谷はベテランにあいさつ。ただ、初対面ではなかった。キャンプ地に入る前、一緒に打撃練習をする機会があったという。

 「素晴らしい選手ですし、緊張した」。渡米後の自主トレはロサンゼルスが拠点。1日限定で、オレンジカウンティの施設で自主トレ中だったプホルスとの合同練習が実現した。「調整段階だったけど、バンバン本塁打も入れていた。勉強になることがたくさんあった」。MVP3度、3000安打まであと32本に迫る大打者の打撃に度肝を抜かれた。

 プホルスは、その時に大谷に与えた助言を明かした。「野球は同じ。言葉の壁があるから少し違って感じるかもしれないが、自分の知っている野球をプレーし続ければいいと言った」。二刀流の大谷がDH起用される際、プホルスは普段のDHから一塁に回る可能性が高く「体重を15ポンド(約7キロ)は落としたかな」と準備している。「彼はストロング。あの年齢にして打席でのさまざまな知識を持っている。投打両方で成功するといい」とエールを送った。

 大谷はレジェンドを「目指すべきところ」とした。同じ1994年生まれ、東北育ちの羽生結弦に負けない輝きを放つための助走期間。17日はマイナー施設で打撃投手を務める予定で、「まずマウンド、ボールにしっかり慣れていく」と話した。(柳原 直之)

 ▼エ軍マイク・ソーシア監督(17日の打撃投手について)2イニングの(インターバルを入れた)アップ・アンド・ダウンになる予定だ。

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