18年シーズン、おすすめの大谷観戦ツアーはこれだ!

[ 2017年12月13日 10:30 ]

エンゼルス入団会見でスピーチする大谷
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 注目の大谷の所属先がエンゼルスに決まった。12日早朝にロサンゼルスから帰国し、休む間もなく鎌ケ谷でトレーニングを決行。「機内は全部、寝ていました」とのことだが、目標だったメジャーでのプレーが実現する今、希望に満ちあふれて新たなスタートを切ったのだろう。

 今オフ、現状で所属先が決まっている日本人メジャーリーガーは少ない。残り3年の契約を破棄し、新たな契約を結ぶことができる「オプトアウト」の権利を行使せず、ヤンキース残留を決めた田中。ドジャースの前田、マーリンズの田沢、マリナーズとマイナー契約した岩隈以外、イチロー、上原、ダルビッシュ、青木らは所属先が決まっていない。さらに、FAでメジャー移籍を目指している牧田、涌井、平野の行方も注目だ。

 18年シーズンのメジャーリーグ観戦は一層、楽しみが増える。大谷が文字通り二刀流で、先輩日本人メジャーリーガーと対戦することになるからだ。そこで、来季のメジャーリーグ日程とにらめっこ。大谷と日本人メジャーリーガーの対戦の可能性を軸に、現状の観戦ツアーの候補を考えた。

 <1>「大谷デビューツアー」

 今季は68年以来50年ぶりに3月29日(日本時間同30日、以下米国時間のみ)に全30球団が開幕戦を迎える。エ軍はオークランドでアスレチックスとの4連戦で開幕。この場合は少し早めにロサンゼルスに入るパターンがおすすめだ。3月25日からエ軍はオープン戦で前田の所属するド軍と3連戦。球場は25日がエンゼルスタジアム、26、27日がドジャースタジアムだ。開幕戦前日の28日はディズニーランド・パークなど観光に当てたい。

 <2>「大谷世界制覇序章ツアー」

 エ軍は4月27日から本拠地でヤンキースとの3連戦。ジャッジ、サンチェスらにスタントンが加わる強力打線との投手としての対戦、さらに打者として田中との対戦の可能性がある。余裕があれば直前カードの23日からのヒューストンでのアストロズ3連戦を加えたい。今年、ワールドシリーズを制覇したア軍と名門ヤ軍との対戦は、ポストシーズンの前哨戦(気が早い…)か。また、ヤ軍との対戦は5月25日から27日のヤンキースタジアムでの3連戦もある。こちらはヤ軍を軸として、次カードの28日からのアストロズ3連戦を含めたニューヨーク6連戦がおすすめ。

 <3>「球宴で二刀流ツアー」

 18年は7月17日がオールスター、会場はナショナルズパークだ。エ軍は直前のカードが7月13日からのドジャース3連戦(ドジャースタジアム)。前田やカーショーとの対戦の可能性と、1年目での球宴出場を期待してちょっと早めの夏休みの楽しみにしたい。球宴期間は、ホテル料金が割高になる。早めの予約がおすすめだ。

 もちろん、これからイチロー、ダルビッシュらの所属先が決まれば観戦ポイントも多様になる。考えるだけでも楽しみだが、記者は来季は国内プロ野球担当が決定。残念ながら行けません…。(記者コラム・春川 英樹)

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2017年12月13日のニュース