大谷、北海道で抱負「てっぺん目指す」 初挑戦のトマトジュース一気飲み!

[ 2017年11月23日 05:30 ]

月形小学校を訪れシャドーピッチングを披露する大谷
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 壇上での表情は晴れやかだった。大谷は22日、応援大使を務める北海道月形町を訪問。町民684人を集めたトークショーで、海を渡る来季の抱負を語った。「ファイターズでプレーすることはこの先ないかもしれないけど、この5年間を大事にして、来年から個人的に“てっぺん”目指して頑張りたい」。不退転の決意だった。

 午前は町役場を回り、昼食は名産の「月形熟成牛」のステーキを頬張った。午後は月形小学校で小中学生とキャッチボールなどで交流。かつて同町に存在した樺戸監獄の歩みが展示される「月形樺戸博物館」も訪れ、真剣な表情で見入った。

 ポスティングシステムが発効に向かうことについては「今日は月形(町)に関してのことなので、特にそういったことに対して答えるつもりはない」とコメントを避けた。日頃の地元の応援に感謝しながら、応援大使の役目を務めた一日。「5年間、応援してもらって(自分を)知ってもらった人もいる。“応援しているよ”と言われるとうれしいし、頑張らないといけない」と誓い、「(来オフ以降も北海道に)呼ばれるような選手にならないといけない。需要のある選手になりたい」と言った。

 大谷が苦手なトマトは同町の名産品の一つ。トークショーの最後には「飲んだことがない」というトマトジュースを一気に飲み干し、町民から大歓声を浴びた。まずはトマトで限界突破か。てっぺんイコール、世界No・1プレーヤー。頂を目指して歩みだす。 (柳原 直之)

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