12球団マスコットに各賞“進呈”つば九郎は「孤軍奮闘したで賞」

[ 2017年11月23日 11:01 ]

スポニチ選定NPBマスコットアワーズ

つば九郎
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 ◆楽天・クロワシさん「最優秀歌唱賞」

 頭に黒鷲を乗せたおじさんキャラ。黒いユニホームを着用する「ブラックイーグルスデー」限定でKoboパーク宮城に出現した。8月に球団ツイッターで自作曲「愛の宮城野」を公開し、昭和歌謡調の曲を哀愁たっぷりに歌う姿にファンは「うますぎる」と絶賛。カセットテープ(非売品)も作ったが、イベント終了に伴い契約満了となった。23日のファン感謝デーは欠席。9月にツイッターで「またお会いしましょう」としており、来季再登場があるか!?

 ◆ソフトバンク・ふうさん「元祖ゆるキモキャラは自分で賞」

 15年5月デビュー。16年球宴で見せた、係員にビニールシートで回収される衝撃的な退場の仕方がネットで拡散されて全国区になった。今年もファンからは「退場が雑」の声。謎の魚に負けない気持ち悪さ&ゆるさは健在。

 ◆日本ハム・C☆B(カビー)「来年こそ5歳になりま賞」

 2軍本拠地・鎌ケ谷の人気者。ここ数年、なぜか年を取らず4歳のまま。今年は鎌ケ谷スタジアム20周年にちなみ、誕生日までにツイッターのフォロワーを20万人に増やせば5歳になるはずだったが届かなかった。

 ◆オリックス・バファローブル&バファローベル「選手の出迎えには気をつけま賞」

 6月9日の中日戦、本塁打を放ったマレーロが生還直前に2人とハイタッチして進路がずれ、本塁を踏み忘れて来日初アーチが幻に。結果的にNPB通算10万号の伏線となったが来季はインプレー中の立ち入りには注意!

 ◆西武・ライナ「ツイッターデビュー賞」

 5月に球界女子マスコット初の公式ツイッター開始。当初は女性向けイベント中のみの更新予定で6月11日に最後のツイートをしたが、7月の炎獅子ユニホーム着用試合に合わせて更新再開。59年ぶりの13連勝を後押し。

 ◆DeNA・DB.スターマン「あざとかわいいで賞」

 メタボ体形だが、愛くるしい容姿と動きでファンを引きつけている。今年もあざとく、可愛いしぐさで大人気。CSでは横浜でのPVを盛り上げ、日本シリーズはヤフオクドームまでナインと一緒に戦った。

 ◆阪神・トラッキー「インスタ映え賞」

 5月5日に開設された球団公式インスタグラムには、練習後や試合後に選手がぬいぐるみを抱えている画像が頻繁にアップされ、ファンを楽しませる。今年の流行語大賞候補にノミネートされた「インスタ映え」を実践。

 ◆中日・ドアラ「何かしら頑張りま賞」

 今季はナゴヤドームでのバック転成功率が5割超えも、他球団マスコットの勢いに押されて人気が横ばい。左肘故障を乗り越えカムバック賞を受賞した岩瀬のように復活して最盛期の勢いを取り戻してほしい。

 ◆ヤクルト・つば九郎&つばみ「孤軍奮闘したで賞」

 最下位低迷に負けずファンサービスに努めた。つば九郎は豊田真由子前衆院議員の暴言など時事ネタを交えた毒舌さく裂。一方、真中監督、伊藤投手コーチ退団時につづった愛情あふれるブログはファンの涙を誘った。

 ◆巨人・ジャビット「実はダンサーだったで賞」

 6月8日西武戦、西武のレオに呼ばれて登場すると、なぜか約1分にわたってキレキレのダンス。チームはこの日で球団ワースト更新13連敗。ネット上では「ジャビットも連敗でおかしくなった?」と心配の声。

 ◆広島・スライリー「ビジター遠征に強いで賞」

 他球団マスコットとの交流を目的として今季ビジター遠征に同行した試合は、8勝4敗2分けで勝率・667。例年同様、同行するとなぜかチームは勝ちまくる。遠征先では熱心にファンサービスをしていた。

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2017年11月23日のニュース