元楽天ゴームズ ラジオ番組で大谷のすごさ語る「ドラフトなら全体1位」

[ 2017年11月23日 10:03 ]

ジョニー・ゴームズ (AP)
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 元メジャーリーガーのジョニー・ゴームズ(36)が21日、米国のMLBネットワークラジオの番組に出演し、今オフのメジャー移籍を目指す日本ハムの大谷翔平(23)について語った。

 ゴームズはメジャー13年間で通算162本塁打をマーク。昨季は日本のプロ野球、楽天に所属していたが、18試合の出場で1本塁打と結果を残せず、シーズン途中に退団となった。2015年以来、米国でのプレーは見られていないが、本人は現在も現役続行を希望している。

 日本では短期間ではあったものの、同じパ・リーグで大谷を間近に見ていたゴームズ。番組の中ではその溢れる才能を絶賛していた。投球に関しては、「コンスタントに100マイル(約161キロ)を計測し、同じ腕の振りでスライダーやスプリットも投げる。チェンジアップやカーブもある」と剛速球以外にも多彩な球種の持ち主であることを伝え、さらに「仮にいまドラフトにかかれば、間違いなく全体1位指名を受けるだろう」と賛辞を並べた。

 また、米国ではやや懐疑的に見られている打撃についても、昨秋の侍ジャパン強化試合で放った東京ドームの屋根裏に消えた一打を例に出し、「バットスピードがあり、パワーもある。東京ドームの屋根に打球を当てるなんて、米国内のどの球場の屋根に当てることよりもすごい。シアトルのセーフコフィールドの屋根(高さ66メートル)に当てるようなものかな」と解説した。

 また、ゴームズは「あれだけのスターになっても、先輩選手へ最高の敬意を払う」と大谷の人間性にも触れ、「自分はそんな彼の大ファンだ」とも語っていた。

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2017年11月23日のニュース