稲葉J“台湾の大王”エグる!2年連続4割の王柏融を警戒

[ 2017年11月15日 09:08 ]

台湾プロ野球で2年連続4割の王柏融
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 「アジアプロ野球チャンピオンシップ2017」(16日開幕、東京ドーム)に出場する侍ジャパンは14日、合宿地の宮崎県から都内へ移った。稲葉篤紀監督(45)は、18日の台湾戦で対する4割打者の王柏融(ワンボーロン)外野手(24)への内角攻めを指示。17日の台湾―韓国戦は自ら視察し大会No・1スラッガーを丸裸とする。

 王柏融は台湾プロ野球で2年連続打率4割を達成した。今季は打率・407、31本塁打、101打点で3冠王をマークした左の強打者だ。侍ジャパンの決勝進出に立ちはだかる難敵へ、稲葉監督は強気の攻めを求めた。

 「4割打っているので打てないところを探すのは非常に難しい。でもインコースは攻めないといけない」。18日の台湾戦の前日は、韓国―台湾戦が行われるので自ら足を運んで目を凝らす。「思い切って投げ込んでもらいたい。逃げてばかりでは当然踏み込まれる。内角を突く」。台湾戦は左腕・田口の先発が予想され、ブルペンには野田、堀と左殺しのサウスポーが控える。この日から現地視察したスコアラーも合流し情報を精査。チーム一丸で台湾の大王を封じる。 (後藤 茂樹)

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2017年11月15日のニュース