西武 楽天に“下克上”許し敗退決定 辻監督「これでシーズン終わりなんだな…」

[ 2017年10月16日 22:06 ]

パCSファーストステージ第3戦   西武2―5楽天 ( 2017年10月16日    メットライフD )

<西・楽>楽天に敗れ、険しい表情で引き揚げる辻監督とガックリする選手たち
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 初戦を白星で飾りCSファイナルステージ出場に王手を懸けていた西武だったが、引き分けでも勝ち抜けの決まる第3戦を落として楽天に“下克上”を許すという悔しい結果となった。

 先発・野上が初回にいきなり3四球を与えて満塁のピンチを招き先制を許すと、4回には1死二塁から野上の暴投したボールが捕手・炭谷の股間を抜け転々とする間に二塁走者に本塁生還を許して2点のビハインド。5回に炭谷の犠飛で1点を返し、その後は緊迫した展開が続いたが、8回に5番手・シュリッターがウィーラーに特大ソロ、桝田に2ランとアーチ2本を被弾して3失点。4点を追う9回には楽天の守護神・松井裕から先頭の浅村が左越えソロを放って1点を返したが、そこまでだった。

 辻監督は「8回の本塁打が痛かった」と痛恨のイニングを振り返ったが、「最後の声援は本当に心強かったし、若い選手たちもそれをすごく感じたのではないか」とファンに感謝。「これでシーズン終わりなんだな…」とつぶやき、「みんな本当によく頑張った」と続けた。

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