初回から砂入れ異例の計60キロ 阪神園芸「普段使っても20キロ」

[ 2017年10月16日 05:35 ]

セ・リーグCSファーストS第2戦   阪神6―13DeNA ( 2017年10月15日    甲子園 )

<神・D>雨でぬかるんだマウンドの修繕を待つ秋山
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 初回からマウンドへの砂入れが行われるほど、異例の事態が続いたこの一戦。甲子園のグラウンド整備を担当する「阪神園芸」の金沢健児部長は「今までにないくらいの雨。投手が投げやすいように、砂を足して滑らないようにしたり、捕手や打者の周りでプレーしやすいようにしただけ」と、降り続く雨に対応は限定された。

 5回には各塁の周りに一輪車5、6台を使って砂を入れるなど、阪神園芸のスタッフは奮闘した。マウンドに使用する速乾性のあるものは、この試合だけで20キロ入りを3袋使用。同部長は「普段はそんなに使うこともない。使っても1袋」と振り返った。13日に降った雨により、元々水が引きにくかった状態。「両チームともプレーできたけど、結果的には無理したかもしれない」と話した。

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