開催決定したセ・リーグ「CSという性質を考えての判断」

[ 2017年10月16日 05:45 ]

セ・リーグCSファーストS第2戦   阪神6―13DeNA ( 2017年10月15日    甲子園 )

<神・D>5回、打席で尻もちをつき、泥だらけなった筒香 
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 試合の開催を決定したセ・リーグの杵渕和秀統括は、試合後の甲子園球場で「CSという性質を考えての判断。できるだけゲームを行うのが基本」と決行の理由を説明した。午後5時まで降雨量は小康状態という情報を基にグラウンドの整備にかかる1時間の遅延後に試合を開始することを決めた。

 第1戦で2位の阪神が先勝。もし雨天中止にした場合、16日も悪天候による中止が予想され、わずか1試合で阪神のファイナルS進出が決まる可能性があった。杵渕統括は「中止の判断はファイナルステージ進出の結果に直結する。とにかく今日試合をやることを一番に考えた」と強調。観客の存在も考慮した上での判断となった。笠原昌春責任審判は「最善の策をとってやった。できるからやった」と主張した。

 ▼DeNA・三原一晃球団代表 CSなのでやる方向で準備するという説明を受けました。

 ▽ファーストS開催要項 3試合制。引き分けを除いた勝利数が同じ場合、上位球団を勝者とする。天候不順、災害等により、ファイナルS前日までに所定の試合数を消化できない場合は、その時点で勝ち星の多い球団が勝者。同数ならレギュラーシーズン上位を勝者とする。複数試合が中止となった場合、セは予備期間(今年は17日)でのダブルヘッダーは行わないとアグリーメント(申し合わせ事項)に明記。パはダブルヘッダーを行う可能性がある。

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