村中1300万円増も背番「15」復帰は固辞「活躍まだ一年」

[ 2016年12月14日 07:30 ]

「妻にやめとけと言われてます」と言いながらもつば九郎サンタを手を笑顔を見せる村中
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 ヤクルト・村中が都内の球団事務所で契約更改に臨み、1300万円増の年俸3700万円でサイン。「今年は1年間野球ができたのがうれしい」と笑みを浮かべた。

 昨年は1軍登板なし。昨オフに背番号「15」が「43」に変更となったが、今季は主に救援で自己最多52試合登板し、7勝6ホールドと復活。来季は再び先発転向する。小川淳司SDの言葉も「村中への期待は大きい。2桁勝てる能力を持っている」と力がこもった。

 今オフは球団から「15」に再び戻す提案を受けたが、「まだ1年しか活躍していないので」と固辞。心優しい左腕は写真撮影でつば九郎のぬいぐるみを持つリクエストに、「妻(ゆかり夫人)に“そういう年じゃない”と言われたので…」と言いながら笑顔できっちり対応した。明るさも取り戻し、来季は絶対的な柱を目指す。(平尾 類)

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2016年12月14日のニュース