西武・木村昇 痛恨けん制死 田辺監督「一番やってはいけないプレー」

[ 2016年3月20日 05:30 ]

<西・D>5回1死二塁、右翼線適時三塁打を放つ西武・木村昇

オープン戦 西武1-1DeNA

(3月19日 西武D)
 開幕1軍の当落線上にいる西武・木村昇が手痛いミスを犯した。

 5回1死二塁で右翼線に先制の適時三塁打。直後、リードを大きくとったところを捕手・戸柱からのけん制に刺され、追加点のチャンスをつぶした。今季採用のコリジョン(衝突)ルールを考慮してゴロで本塁に突入するケースを想定。奈良原内野守備走塁コーチからは「リードを大きくとれ」と指示が出ていたが、帰塁のタイミングが遅れた。「左打者で捕手が投げやすい状況。一番やってはいけないプレー」と田辺監督。オープン戦も残り2試合になり、FA宣言からのテスト入団で注目されたベテランが窮地に立たされた。

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2016年3月20日のニュース