雄平 マルチで開幕4番グイッ バレも畠山もいない中結果

[ 2016年3月20日 05:30 ]

<日・ヤ>2回無死、中前打を放つ雄平

オープン戦 ヤクルト3-8日本ハム

(3月19日 札幌D)
 ヤクルト・雄平が「4番・右翼」で5回に右前適時打を放つなど2安打の活躍。4番で2年連続開幕戦出場が近づいた。

 「それ(打順)より打線が線になることを考えている。きょうは攻撃面で線ができた」と謙虚に振り返ったが、首脳陣の評価は違う。腰痛の畠山が開幕に間に合うか微妙な状況で、真中監督は「(開幕で雄平の4番は)全然あり得る」と目を細めた。

 昨オフの自主トレで元同僚のマリナーズ・青木から指導を受け、脱力して軸回転を意識した新フォームが形になりつつある。オープン戦は打率・255、1本塁打だが、内容は悪くない。杉村チーフ打撃コーチは「青木効果だね。打席で余裕がある。一昨年の成績(打率・316、23本塁打)は出ると思う。現時点ではバレもブー(畠山)もいない。彼が4番を打つしかない」と太鼓判を押した。 (平尾 類)

続きを表示

2016年3月20日のニュース