初出場の滋賀学園、笑顔の甲子園1勝!リード守り切った

[ 2016年3月20日 18:14 ]

<桐生第一・滋賀学園>4回のピンチを切り抜け笑顔でベンチに戻る神村(左)と後藤のバッテリー

第88回選抜高校野球大会1回戦 滋賀学園9―5桐生第一

(3月20日 甲子園)
 第88回選抜高校野球大会が20日に開幕。第3試合は初出場の滋賀学園(滋賀)が2年ぶり5回目出場の桐生第一(群馬)を9―5で下し、春夏を通じて甲子園初勝利を飾った。

 まずは2回、内野安打と犠打野選で無死一、二塁とすると、8番・小浜が右前に適時打を放って先制。なおも1死一、三塁から徳留の二ゴロの間に加点、さらに井川の右前適時打で、この回3点を奪った。

 4回にも打線がつながった。小浜、神村の連打から1死二、三塁とし、井川の右前適時打と後藤の左前適時打で加点。さらに死球で1死満塁から松岡の二ゴロ敵失で2者が還り、リードを7点に広げた。

 6回にも西村のライトへの2点適時三塁打で加点し大量リード。先発のエース・神村は終盤、味方の守備の乱れもあり5点を失ったが、完投でリードを守り切った。

 桐生第一は先発した左腕エース・内池が乱調。3回1/3を7安打7失点(自責5)で降板した。5回まで1安打に抑えられていた打線は終盤に粘り。7回に4本の長短打を集めて3点を返すと、8回にも2点を奪い4点差に詰め寄ったが届かなかった。

続きを表示

この記事のフォト

2016年3月20日のニュース