馬原が現役引退を発表「ベストパフォーマンスできなくなった」

[ 2015年12月14日 15:55 ]

 ソフトバンクの抑え投手として活躍し、今季限りでオリックスを自由契約となった馬原孝浩投手(34)が14日、現役引退を発表した。マネジメント会社を通じ「シーズンが終わって2カ月間、体の状態と照らし合わせ、自分のベストパフォーマンスができなくなったと判断した」とコメントした。

 今季はけがの影響で登板9試合、1勝1敗2セーブの成績にとどまり、球団から年俸の減額制限を超えるダウン提示を受けた。自らの意思で自由契約を選択し、去就が注目されていた。

 熊本県出身。九州共立大から2004年に自由獲得枠でダイエー(現ソフトバンク)入団。07年に38セーブでタイトルを獲得するなど、歴代7位の通算182セーブをマークした。13年に、フリーエージェント権を行使してソフトバンクに移籍した寺原隼人の人的補償でオリックス入りした。通算成績は385試合で23勝31敗、防御率2・83。

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