タイガース、救援右腕が母国で大乱闘 挑発され走者に飛び蹴り

[ 2015年12月14日 09:00 ]

タイガースのブルース・ロンドン投手 (AP)

 タイガースの救援右腕ブルース・ロンドン投手(25)が母国ベネズエラで開催されている冬季リーグにおいて、派手な乱闘劇を繰り広げた。NBCスポーツなど米国の複数メディアが動画を添付して13日に報じている。

 ロンドンは12日の試合で7回から登板。無死一塁の場面でけん制球を投じたが、この時に一塁走者が本塁へ投げろといわんばかりにマウンドに向かって挑発した。これに反応したロンドンは一塁へと歩み寄り、両者は一触即発の状態に。一塁塁審が割って入ったが、時すでに遅く、ロンドンの飛び蹴りが走者に炸裂。走者もヘルメットを投げつけて応戦し、両軍入り乱れての大乱闘に発展した。

 ロンドンは2013年にメジャーデビュー。昨季は右肘じん帯再建手術を受けたためにシーズンを全休した。2季ぶりにメジャー復帰となった今季は35試合に登板して1勝5セーブ、防御率5・81と不本意な成績。31イニングを投げたが、「WHIP」と呼ばれる投球回あたりで何人の走者を出したかを表す数値も1・61と平均よりもかなり悪いものだった。

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2015年12月14日のニュース